黄葉パート2 2020年10月3日

 

皆さまお元気でしょうか😊?ここサーリセルカは黄葉も終わり、辺りを見回すと冬支度が始まっています。

 

前回のブログでは、サーリセルカの黄葉をご紹介しましたが、今回はサーリセルカから車で約15分ほど南下した所にあるKiilopääキーロパー(以前ブログでも紹介しています)と車で約一時間弱の所にあるPyhä Nattanenピュハ ナッタネンという場所に行って黄葉ハイキングをして来た(9月2週目と3週目の時)のでそこの風景と黄葉も紹介します。

 

キーロパーに到着した日は天気も良くたくさんの国内旅行者がハイキングと黄葉を楽しんでいました。約一月前に訪れた時はまだ、見える景色は緑でしたが、今回は黄葉のピーク時に訪れたので見える景色はカラフルでした。

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写真からも分かるようにこの丘の頂上への道は比較的に分かりやすく、途中、途中で休憩する場所があるので自分のペースで歩けます。(人が歩いているのが小さいですが、写真から分かります。)頂上までの道中ずっと、壮大な大自然の景色が見れます。

 

 

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今回は頂上に着いた後、登ってきたルートと違うルートで降りて来ました。

こちら側の斜面はあちらこちらに色んな種類のきのこが生えていたので、いくつか私が知っている食用きのこを取ってきて夕飯に頂きました😁。

 このきのこですが、本当に自然の摂理はすごいなと思うのですが、この辺りに生息しているトナカイたちの大事な餌になります。人間にとってきのこはダイエット食ですが、トナカイたちにとってはなんと脂肪を蓄える食べ物になるそうです。トナカイは野生動物ではありませんが、放牧されているので自分たちで餌をみつけないといけません。この厳しい寒い冬の環境を乗り越えるにはやはり脂肪を蓄えておくことが直に生命の存続に影響します。冬は雪で大地が覆われ、大地に生えている餌を見つけて食べるのは簡単ではありません。だから秋にたくさんきのこを食べる必要があります。

トナカイたちは秋に一番脂肪を付けています。

秋はこちらではきのこがあちらこちらに生えていて、こうやって大自然は恵みをその土地に住む動物達や私達に循環してくれています。本当にありがたいことです😊。

 

 あとこの辺りには写真に写っているようなケロと呼ばれる立ち枯れした木々があちらこちらに見られ、たいていは欧州赤松です。内部は樹脂が詰まっており、腐食しにくい強い木材とのことで、この辺りのログハウスではこのケロの木材を使った建物が見られます。

 

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 この景色はPyhä Nattanenピュハ ナッタネンという丘(標高544m)に登ってその頂上から撮ったものです。この場所はサーリセルカのお隣の自治体Sodankyläソダンキュラという場所にあり、ソンピオ厳正自然保護区にあります。この場所は死ぬ前😇には一度は見たい?と言われるような場所で、行ったらそれが納得と感じる場所だと思います。

 

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頂上付近はほどんどが岩で木々はほとんどありません。頂上には小型暖炉や簡単な調理ができるガスボンベも設置している小屋があります。この小屋は宿泊施設ではないですが、ゆっくりと過ごすことができます。手つかずの大地、大自然(Wilderness)があり、この辺りでは氷河期を終えた後、どのように大地、大自然が形成されたかその形跡が目で見て分かり感じとれます。また、訪れたくなる場所です😃。

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 最後に一昨日10月1日に家の近所のイーサッキパーの丘(ウルホケッコネン国立公園内にある)に登った時の景色です。すっかり葉は大地に落ち、これから訪れる長い寒い冬への最終準備が大自然の中で起こっています。

 

黄葉を見に来ていた国内観光客もいなくなって、サーリセルカは今、全体的にひっそりしています。

毎年、9、10月以降はオーロラを見に来られる日本人観光客がサーリセルカでは見受けられますが、今年はいなく(現状からみると)、私としては少し寂しいなと感じますが、この地球全体規模での時代の大変換期、私は全て、意味は全部分からなくとも何か意味があって起こっていることだと思うので、私自身も含め、みんな地球全体規模で進化成長して、私自身ももっと自然らしく自分らしく生きていくあり方の人生を構築して、最後、死ぬときには私の人生最高😄😄だったと言えるように日々生きていきたいです。