サーリセルカの黄葉
前回のブログを掲載した時はまだ、黄葉もそろそろという感じでしたが、この2,3週間ですっかり木々や大地が黄色や紅色に変わっています。
今年の秋は例年に比べて比較的に暖かく晴天の日が多い(雨で葉が落ちない)ので、黄葉が楽しめる時期が長いです。9月の2週目ぐらいでほぼ8割ぐらいの葉が色を変え、3週目の今週は、黄葉のピークって感じです。
秋は、フィンランド国内から黄葉やハイキングを楽しむ人々で賑わいます。特にこの秋は、海外に旅行に行けない人々が多く、かつ外国人観光客があまり居てないので、国内フィンランド人旅行者が目立ちます。
サーリセルカにあるウルホケッコネン国立公園に入るゲート前。
この地域は、針葉樹林地帯なので木々の種類が少なく、ほとんどが松の木と白樺の木になります。白樺の葉が黄色に変わるのでこちらでは黄葉。でも、背の低い植物やブルーベリーの葉で大地が赤くなり、それが少し紅葉になります。
国立公園内にあるイーサッキパーの丘の(Iisakkipää)の頂上付近。
9月初め、黄葉が始まった頃。
9月3週目の頃。丘の頂上付近は、ほとんど背の高い木々が成長しないので木々が大地に這うように成長しています。
ちらほらと大地の紅葉も。
カウニスパー(Kaunispää)の丘付近で。
沈む太陽の光がより一層、黄葉を引き立ててくれました。
毎回、黄葉を見ると思いますが、(綺麗なことは大前提です)黄葉は植物、木々たちが、私たちの目では見えないなんらかの信号を受けて、寒い冬を乗り越えるために栄養分を根っこにため込む一連の作業の一つですが、自立しているというか自然の理にとてもかなっているなと思います。木々や植物だけでなく動物や渡り鳥達、彼らはなんらかの自然のリズムに沿って生きていて、そう思うと人間も、もっと自然、宇宙のリズムに沿って生きて行くことが本来の人間らしい生き方(自分らしい生き方)ができるのかなと思います。
来週9月4週目は、木々の葉も散り始め、気温もどんどん下がって、早ければ10月の初めには冬景色が見れるかも。(ちなみに今夜(9月19日から20日かけて)の気温の予想は氷点下です)暖房が必要な時期になってきました。
今夜は快晴の予報。オーロラ見れるかなぁ。私のオーロラガイド経験から言えるのは、秋分の日前後一週間は、大きなオーロラが見れる確率高し。
大きなオーロラが出る日が晴天であるよう祈るばかりです。😉(厚雲に覆われるとオーロラは肉眼では見えない)
20. syyskuuta
12 h 33 min
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Nimipäiväänsä viettävät: Varpu ja Vaula
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